”SUPRA IS BACK”
2019.06.21
こんにちは!トヨペット湯川店です。
暖かくなり天候も良い日が続き、絶好のドライブシーズンの到来でございます。安全運転が叫ばれる昨今の道路交通事情も最大限に配慮した上で、今回は敢えて待望の復活を遂げた新型スープラを御紹介致します。
ご存知の方も多いとは思いますが、今回の新型スープラはBMW社との共同開発車両でございます。但し、BMWに開発をお願いしたのではなく二人三脚の本当の意味での共同開発とさせて頂けました。BMW社の懐の深さを感じ取れる次第であります。
究極の走る楽しさを実現したいという、ある意味トヨタのわがままを実現させるべく試行錯誤を繰り返す過程で、既存のBMWプラットフォームでは対応できず、骨格を一から作り始めるビックプロジェクトとなりました。この事からも開発委託や新型Z4への相乗り等ではなく、純粋な共同開発である事を御理解頂けたら幸いでございます。
スープラの拘りはフロントに縦長の直列6気筒エンジンを配し後輪で地面を蹴飛ばし、前輪でマシンのコントロールに専念する古典的なパッケージがもたらす走る楽しさを体現する事でした。しかし、まず第一に現在のトヨタには肝心の直6エンジンのラインナップが有りません。過去には有りましたが、構造上長くなり配置に制限のある直列エンジンはV型エンジンに主役の座を奪われてしまいました。世界広しといえど高性能な直6エンジンを現在も運用しているメーカーはほとんど無い中で、幸運にも既に技術提携しているBMW社が3リッターツインスクロールターボエンジン、340PSの馬鹿力を発揮する心臓をもたらして下さいました。
ハイパワーを地面に伝える骨格、足回りまでは共同で開発しております。走行性能を決定するホイールベース(前後の車軸距離)とトレッド(左右の車輪の距離)の比率をスポーツカーの黄金比と言われる1.55を実現すべくトヨタ86のホイールベースよりも100mm短い2,470mm(タンク/ルーミーより2cm短い)のショートホイールべスにより抜群の運動性能を手に入れました。
骨格が出来上がり、サスペンションの設定やボディーの作成・重量配分の設定等は、スープラチーム・Z4チームで互いに干渉せず自由に開発出来たと言われております。そして出来上がった互いの車をテスト走行した際に確信出来たのは、互いに今までのスープラ・Z4ではない新しい境地に到達出来たという達成感を味わえたと聞いております。
走りを追究し、実用性のかけらも見当たらない生粋のスポーツカーではございますが、今の時代にこのような尖がった車が1台くらい存在しても良いのでは?と暖かい目で見て頂けますと幸いに思います(笑)
百聞は一見にしかず・・と言いつつも、展示車の登場はもう少し後になります。準備できましたら改めてご報告させて頂きます!
スープラに限らず、車に関するマニアックなお話が大好きな方は是非ともトヨペット湯川店に遊びにいらして下さい!お待ちしております!
暖かくなり天候も良い日が続き、絶好のドライブシーズンの到来でございます。安全運転が叫ばれる昨今の道路交通事情も最大限に配慮した上で、今回は敢えて待望の復活を遂げた新型スープラを御紹介致します。
ご存知の方も多いとは思いますが、今回の新型スープラはBMW社との共同開発車両でございます。但し、BMWに開発をお願いしたのではなく二人三脚の本当の意味での共同開発とさせて頂けました。BMW社の懐の深さを感じ取れる次第であります。
究極の走る楽しさを実現したいという、ある意味トヨタのわがままを実現させるべく試行錯誤を繰り返す過程で、既存のBMWプラットフォームでは対応できず、骨格を一から作り始めるビックプロジェクトとなりました。この事からも開発委託や新型Z4への相乗り等ではなく、純粋な共同開発である事を御理解頂けたら幸いでございます。
スープラの拘りはフロントに縦長の直列6気筒エンジンを配し後輪で地面を蹴飛ばし、前輪でマシンのコントロールに専念する古典的なパッケージがもたらす走る楽しさを体現する事でした。しかし、まず第一に現在のトヨタには肝心の直6エンジンのラインナップが有りません。過去には有りましたが、構造上長くなり配置に制限のある直列エンジンはV型エンジンに主役の座を奪われてしまいました。世界広しといえど高性能な直6エンジンを現在も運用しているメーカーはほとんど無い中で、幸運にも既に技術提携しているBMW社が3リッターツインスクロールターボエンジン、340PSの馬鹿力を発揮する心臓をもたらして下さいました。
ハイパワーを地面に伝える骨格、足回りまでは共同で開発しております。走行性能を決定するホイールベース(前後の車軸距離)とトレッド(左右の車輪の距離)の比率をスポーツカーの黄金比と言われる1.55を実現すべくトヨタ86のホイールベースよりも100mm短い2,470mm(タンク/ルーミーより2cm短い)のショートホイールべスにより抜群の運動性能を手に入れました。
骨格が出来上がり、サスペンションの設定やボディーの作成・重量配分の設定等は、スープラチーム・Z4チームで互いに干渉せず自由に開発出来たと言われております。そして出来上がった互いの車をテスト走行した際に確信出来たのは、互いに今までのスープラ・Z4ではない新しい境地に到達出来たという達成感を味わえたと聞いております。
走りを追究し、実用性のかけらも見当たらない生粋のスポーツカーではございますが、今の時代にこのような尖がった車が1台くらい存在しても良いのでは?と暖かい目で見て頂けますと幸いに思います(笑)
百聞は一見にしかず・・と言いつつも、展示車の登場はもう少し後になります。準備できましたら改めてご報告させて頂きます!
スープラに限らず、車に関するマニアックなお話が大好きな方は是非ともトヨペット湯川店に遊びにいらして下さい!お待ちしております!